竹内まりやライブ2025!初心者が見た生の雰囲気、ライブ空間の魅力!

竹内まりやライブ2025に足を運び、他のどんなライブとも違う“空気”に心を奪われました。

それは観客同士が静かに寄り添い、音楽を通してやさしさを共有する不思議な空間。

生の歌声、生の演奏や非日常な空間の雰囲気に大興奮した夜のことを、今も思い出します。

この記事では、そのライブ空間の魅力を「やさしさの時間」としてまとめてみます。

竹内まりやのライブは他のライブとはちょっと違った空気感に気づいた瞬間

まず会場に入り、自分の座席を探すために通路を歩いていて感じたことは、ファン層の年代の広さでした。

おおよそは、まりやさんがデビューした頃からのファンでしょうか、70代~60代が7割ほどかと感じます。

しかも、ご夫婦での参加してるのでしょうという感じの方々も多く見受けられました。

驚いたのは、20代の方々もいらっしゃったということです!

見た目で判断してはいけませんが、どう見ても「アイドルやヘビメタバンド好きやろ!」という感じのテイストの方もいらっしゃいました。

おそらくご両親がまりやさんの楽曲を自宅で流し、一緒に聴いていたんだろうと思いました。

実際、シティポップのジャンルが注目されていることから若い世代でも、オールド世代(?)とは違う切り口で新鮮に映っているんでしょうね。

ホール内に入るとスモークが充満しており、「ライブに来たんだ!」と気持ちが高ぶります。

そして開演のブザーが鳴り、ゆっくりと会場が暗転していく。

その瞬間に、ふと気づいたことがありました。あれ? なんだか、他のライブと「空気」が違う。

騒がしさも熱狂もない。けれど、そこに流れているのは、確かに“高揚感”。

サッカーの試合でPK(ペナルティーキック)の時に似た静けさがありました。

客席のあちこちから伝わってくるのは、まるで「本当に竹内まりやは実在するの?という静かな期待感」でした。

竹内まりやを通して会場の雰囲気を様々な人たちと共有する優しい時間

この日の観客は、幅広い年代の人たちで埋め尽くされていました。

中でも印象的だったのは、自分の親世代と思われる人たちの姿。

ペンライトもジャンプもないけれど、曲が始まるたびに、そっと目を閉じて頷く人、肩を寄せ合って聴く夫婦、涙をぬぐう姿も。

実は私、開演前に座席に着き、お隣の方に「ライブ始まったら、スタンディングしますか?」ってお聞きしました。

その方も初めてだったようで、「竹内まりやさんだから、しないんじゃないですか。」とのことで、ぎこちない会話を交わしました。(笑)

世代の感覚でしょうか、「静かに耳を傾ける」というスタンスの雰囲気が会場にありましたね。

個人的にはスタンディングしたかった・・・。

それでも手拍子でまりやさんとの一体感を感じていました。

年齢的なところもあったのでしょうか、手拍子も疲れて曲途中で止めてしまう方もチラホラいらっしゃいました。

しかしそこにも皆さんの「それぞれが心の中で感じている」という優しい時間の共有がありました。

でも、毎回曲が終わった後の拍手は会場が震えるほど起きますよ。

私は竹内まりやさんを通してこの会場の雰囲気を様々な人たちと共有している時間がとても嬉しかったです。

竹内まりやの名曲がはじまった瞬間、感情がふと解き放たれる!

私は「家に帰ろう~マイ・スイート・ホーム」が流れ出した瞬間、目に涙が溜まりました。

生の歌声で聴きたかった曲の一つです。

この曲に込められた「パートナーへの冷めてきた愛情」というテーマは、人生経験を積んできた人にこそ、深く刺さるものがあるのかもしれませんね。

えっ、これがホントの夫婦?私の人生経験が足りない?(笑)

また、コレも私のお気に入り「人生の扉」では、会場全体がまるで深呼吸をするように、静かに聴き入っていたのが印象的でした。

「50代になっても、60代になっても、まだまだ人生は続いていく」というこの曲のメッセージに、年齢を超えて自分を重ねていた人は多かったのではないかと思いますよ。

竹内まりやさんの歌には、それぞれの歩んできた人生に重ね合わせた感情が解き放つ力がありますよね。

竹内まりやならではの演出にも感じた、ライブ空間の魅力!

竹内まりやさんのライブには、過剰な演出は一切ありません。

照明もレーザーも必要最小限。

それなのに、音楽のひとつひとつが際立って感じられるのは、まさに「楽曲の完成度の高さ」だと思います。

また、竹内まりやさんのMCは、決して派手ではありませんが、随所に笑いをはさみ、とても楽しいひと時でした。

11年ぶりのライブということもあり、「久しぶりのライブで、皆さんに会えてとても嬉しいです」と微笑みながら言うその声に、つくられた“感動の演出”ではない、人としての温度を感じました。

また、山下達郎さんをネタに会場内を爆笑させられるのも竹内まりやさんならでは。

まりやさんの「私のライブはもれなく山下達郎がついてきますので、ひと粒で二度美味しいです!」で会場内大爆笑でした。

竹内まりやさんのライブは「完成度の高い楽曲」はもちろん、MCのクオリティを含めてライブ空間を魅力的に仕上げていると感じました。

竹内まりやのライブにもう一度包まれたい雰囲気、ライブ空間!

ライブが終わり、会場の灯りが戻った瞬間、「まだ終わらないで!」って祈りました。

私は周りがざわつきだし、現実に戻されましたが、しばらく席を立たず、静かに余韻に浸っていました。

竹内まりやさんのライブは、「音楽の力」だけではなく、「空気の力」でも心を満たしてくれるものでした。

会場を包むやさしさや観客一人ひとりの静かな共感。

そして、それに応えるように丁寧に歌い続ける竹内まりやさんの姿。

すべてが、ひとつの“やさしさの空間”をつくっていたのだと思います。

ライブって、ただ聴くだけじゃなく、「感じること」なんだと気づかせてくれる夜でした。

そして今、私はもう一度、あの雰囲気、あのライブ空間に包まれたくてたまりません。

最後までご覧いただきありがとうございます。

see you!

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