「Laura day romance」(バンド)について知りたくないですか?
ゆったりとした空気感の中に、どこかノスタルジックな雰囲気を感じさせる音楽。
そんな独特の魅力でじわじわと注目を集めているのが、インディーロックバンド「Laura day romance」です。
10代~30代の若い世代はもちろん、「最近の音楽についていけない」と感じている大人世代も十分楽しめる楽曲です。
この記事では、「Laura day romance」が気になっている初心者の方に向けて、バンドの成り立ちやメンバー構成、音楽スタイルや聴いてほしいおすすめ曲をわかりやすく紹介します。
Laura day romanceとは?バンドの成り立ちとバンド名の由来は?
まずは「Laura day romance」の読みですが、「ローラデイロマンス」と読みます。
ファンの間では「ローラズ」と呼んでいます。
Laura day romance(ローラデイロマンス)は、2017年に早稲田大学の音楽サークルで結成された日本のインディーロックバンドです。
結成当初は5人組でしたが、メンバーチェンジを経て、現在はボーカル、ギター、ドラムの3人編成で活動しています。
バンド名の由来は、アメリカの「Girls」というインディーロックバンドの楽曲『Laura』を入れたいとメンバーの鈴木さんから提案。
その後、同じくメンバーの井上さんが『romance』を提案し、『Laura romance』となり、そこからまた熟考し、しっくりきたのが『Laura day romance』となったようです。
ちなみに「Girls」というバンド(2012年に活動終了)は男性2人組です・・・。
Laura day romanceに通ずる音楽スタイルで、ローラズが好きなら「Girls」もきっと気に入りますよ。
試しに「Girls」も聴いてみてください。ハマるかも?
Laura day romanceメンバー紹介!3人が織りなすLauraの世界観
◆井上花月(いのうえ かづき)
ボーカル・タンバリン 静かで芯のある歌声が印象的なフロントマン。
サークル時代はチャットモンチーなどJロックバンドのコピーをされていたそうです。
日本文学を学んでいた経験を活かした詩的な表現が、Laura day romanceの世界観を象徴しています。
音楽だけでなく、イラストやエッセイなどの制作活動も行っており、多才な表現者としての顔を持っています。
◆鈴木迅(すずき じん)
ギター・サンプリングやほとんどの楽曲で作詞・作曲を担当、多彩なジャンルから影響を受けたアレンジが特徴です。
鈴木さんはサークルで、シュガーベイブのコピーをされていたようです。
ビートミュージック、ジャズ、ローファイなど、さまざまな音楽的要素を融合させた奥行きあるサウンドを作り出します。
エフェクターやサンプリングの使い方にもこだわりが光ります。
◆礒本雄太(いそもと ゆうた)
ドラム ミニマルながらも感情を込めたドラムプレイで、楽曲のリズムをしっかり支える存在。
礒本さんは別のサークルだったようですが、60~70年代のソウルとかファンク、R&BやAORとかジャズも聴いていたようです。
派手さよりも楽曲との調和を大切にするそのスタイルは、Laura day romanceのサウンドを下支えしています。
この3人が奏でる音楽は、異なるルーツでありながらも、お互い足りないところを補いながら作りこまれている、3人の強みを感じさせるバンドです。
Laura day romance音楽スタイルの魅力とは?日常に寄り添うやさしいサウンド
Laura day romanceの音楽を聴いてまず感じるのは、まるで「音の中に風景がある」ような感覚。
ギターの揺らぎ、サンプリングされた環境音、やわらかいビートが混ざり合い、聴き手の心にそっと入ってくる感覚。
ジャンル的には、ドリームポップ、シューゲイザー(エフェクターを駆使したサウンド)、ジャパニーズポップスなどがベースとなっており、どの世代でも聴きやすいサウンドだと思います。
決して古臭いだけではなく、現代的なアプローチで再構築されているのが彼らのすごさ。
エフェクターの効果でゆらぎのギターサウンドが「静の都会」って感じがして、騒がしい現代社会のオアシスですね。
歌詞には、「恋愛」「友達との距離感」「変わっていく季節」「思い出」など、誰もが経験する感情や日常が静かに表現されています。
物語のようでありながらも、押しつけがましさのないリリックが、聴く人それぞれに自然と解釈を広げていきます。
通勤通学の車内、夜寝る前、部屋でぼーっとしているとき。そんな「何気ない時間」にぴったりなサウンドです。
Laura day romance初心者に聴いてほしいおすすめ曲3選!
ここでは、Laura day romance初心者にぜひ聴いてほしい楽曲を3つご紹介します。
1. sad number
2019年の作品でまだ5人体制時の楽曲です。
淡くて切ないメロディが印象的な1曲。
二人ギター体制で、ギターサウンドに厚みを感じるまさにJ-POPな一曲かと思います。
煌びやかなギターの音色と優しいボーカルが重なり、心地よい余韻を残します。
Laura day romanceの魅力が凝縮された代表曲といえるでしょう。
2. heart
2025年3月リリースのシングル。
とっても素朴でシンプルな楽曲だと思います。
アコースティックギターの音色、リズムが軽快に進んでいきます。
歌詞についても、「明るい未来を探そう!」って感じで元気をもらえる曲ですね。
私、イチオシのお気に入りです。
やっぱり、シンプルな音作りが、人間の耳に、心に響きますね。
3. 透明
2024年リリースの楽曲。
出だしのギターリフの揺らいだ音色がお気に入りです。
歌詞はちょっと儚い内容ですが、聴く人それぞれに経験があるのではないでしょうか。
まぁこういった経験を活かして大人になっていくのでしょうね。(笑)
優しい歌声が心にしみる素晴らしい1曲です。
まとめ:Laura day romanceを聴き始めるあなたへ
Laura day romanceは、決して派手ではないけれど、じんわりと心に残る音楽を奏でるバンドです。
音楽性は多様であり、どの楽曲にも「彼ららしさ」がにじんでいます。
1曲、1曲のテイストがすべて異なってLaura day romanceの「挑戦魂」を感じます。
まずはシングルや代表曲から触れてみて、気に入ったらぜひアルバムやライブ映像もチェックしてみてください。
彼らの音楽は、日常の中でふと立ち止まったとき、そっと寄り添ってくれる存在になるはずです。
つまり、Laura day romanceは今聴くべきアーティストだと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
see you!
コメント