竹内まりやのヒット曲は?『駅』『元気を出して』など大人世代の心に響くおすすめソング!

シティポップの女王、竹内まりやさんは日本を代表するシンガーソングライターです。

そして、旦那さんも日本を代表するシンガーソングライターの山下達郎さん。

まさに邦楽界の最強夫婦ですよね!

そのまりやさんの歌声には、人生の喜びや切なさ、そして前を向く力がそっと込められています。

「駅」「元気を出して」など、耳にしたことはあるけれど、詳しくは知らない……という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、大人世代の心に特に響くヒット曲を5つ厳選し、それぞれの魅力をやさしく紹介します。

初めて聴く方も、久しぶりに竹内まりやさんを思い出した方も、ぜひこの機会にその世界観に触れてみてください。

竹内まりやのヒット曲はなぜ大人世代の心に響くのか?

竹内まりやさんはシティポップの女王と呼ばれていますよね。

2025年3月20日に70歳の古希を迎えましたが、今なお変わらない歌声を披露しています。

そして、70歳の古希を記念してライブツアーが開催されています。

私もライブに参戦させていただきましたが「本当に70歳?」と思ってしまう位のパフォーマンスで驚きました。

さて、まりやさんの歌はなぜ心に響くのか?

まりやさんの歌には、女性の心の内をとても分かりやすく表現された歌詞にあると思います。

女性リスナーであれば「そうそう、あるよね~」と感じるし、男性リスナーなら「あっ、女性はそう思っているんだ。(そう思っていたんだ。)」と共感できるところだと思います。

特に大人世代では、長い人生の中で思い返すことが多いのではないでしょうか。

まりやさんの歌には、そんな人間の経験を思い起こすチカラがあると思います。

それが大人世代の心に響く理由だと思います。

以下に竹内まりやさんの代表曲と言えるヒット曲を紹介します。

きっと、すべて気に入りますよ!(と思います。)

竹内まりやヒット曲!『駅』 ~大人の恋心を描いた名バラード~

竹内まりやさんの代表曲の一つですね。

「駅」は1987年11月28日に発表されたシングルで、同1987年8月リリースのアルバム『REQUEST』(チャート順位1位)に収録されています。

元々、中森明菜さんへの提供楽曲でしたが、翌年セルフカバーした一曲です。

静かで切ないメロディと大人の恋愛模様を描いた歌詞が印象的です。

ある日ふと立ち寄った駅で、かつての恋人と偶然見かけてしまう。

そんな何気ない瞬間にこそ、忘れられない想いが溢れてしまう。

多くを語らずとも心情がにじみ出る歌詞は、聴く人の経験と重なり、深い余韻を残します。

この曲の魅力は、竹内まりやさんの繊細で情感豊かな歌声にあります。

声を張り上げることなく淡々と歌われるからこそ、かえってその感情が胸に迫ってくるのです。

大人世代のリスナーにとって、「駅」は過去の恋や思い出を静かに振り返らせてくれる、特別な一曲といえるでしょう。

ライブでは必ず披露してくれる楽曲ですよ。

アンコール前のラストの一曲、曲最後のサックスソロが虚しく切ない印象的な演奏でした。

CDでは聞けないアドリブパフォーマンスもライブ生演奏ならではですね。

竹内まりやヒット曲!『元気を出して』 ~人生に寄り添う応援ソング~

「元気を出して」も、1987年8月リリースのアルバム『REQUEST』(チャート順位1位)に収録されており、今もなお多くの人に愛され続ける“応援ソング”の代表格です。

アサヒビールの「アサヒ生ビール マルエフ」CMソングで流れていますね。

あの「お疲れ生(なま)です」というフレーズのCMです。(笑)

また、1988年には、SEIKOの腕時計のCMや1992年の東京ビューティーセンター(TBC)のCMにも起用されていました。

失恋や人生につまずいた時に、この曲のやさしいメッセージは心に染みわたります。

冒頭のフレーズからもわかるように、相手を励ましながらも、その強がりをちゃんと見抜いてそっと寄り添ってくれるような歌詞が、多くの共感を呼んでいます。

この曲は、1984年に薬師丸ひろ子さんへの提供曲としても知られていますが、竹内まりやさん自身のセルフカバーでもその魅力は色あせません。

しかも竹内まりやさんの曲中のコーラスで薬師丸ひろ子さんが参加しているという、超贅沢な一曲ですですよね!

特に仕事や家庭、人生の岐路で立ち止まりそうになったときに、大人世代にとって心の支えとなる楽曲です。

こちらもライブでは必ず披露してもらえる人気楽曲ですね。

竹内まりやヒット曲!『家に帰ろう (マイ・スイート・ホーム)』 ~大人になって沁みる一曲~

「家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」は、1992年10月にリリースされたアルバム『Quiet Life』(チャート順位1位)に収録された一曲です。

1992年、TBS系ドラマ「木曜日の食卓」の主題歌として使われました。

シンプルで軽快なメロディと、竹内まりやさんの穏やかな歌声が、平穏な家庭の悩みでも必要以上に暗くならず、ポジティブに感じられます。

結婚生活が長く、子供たちも成人したくらいのご夫婦なら”夫婦って何だっけ?”と思うときがありませんか?(笑)

「家に帰ろう」は、単に物理的な“家”だけでなく、「心のよりどころ」を感じさせてくれる楽曲。

大人になってからこそ、その歌詞が胸に沁みる方も多いのではないでしょうか。

個人的に若い頃聴いていた時は、ただ軽快なポップソングという位でしたが、大人世代になって聴いていると、歌詞の内容が心に響き、何かこみあげてくるものがあります。

若い頃「旦那(妻)と恋愛していた時の、あのわくわくした気持ち」は何処へ行ったのか時々涙が出ます。

歌詞は女性目線ですが、男性目線でも通じる歌詞だと思います。

竹内まりやさんの魅力が詰まった、初心者にもおすすめの名曲です。

私はこの曲が大好きな曲の1つで、ギターの練習曲にしています。

この曲はライブではテッパンの一曲で、ライブスタートの1~2曲目に披露し、ライブに勢いをつけていきます。

竹内まりやヒット曲!『プラスティック・ラヴ』 ~シティポップを象徴する一曲~

「プラスティック・ラヴ」は1984年4月にリリースされたアルバム『VARIETY』(チャート順位1位)に収録された楽曲です。

もともとは地味な存在でしたが、2010年代後半から世界的な“シティポップ再評価”の波に乗り、YouTubeを中心に爆発的に人気を集めています。

都会的で洗練されたアレンジ、スムースなベースライン、そしてどこか冷めた恋愛観を描いた歌詞がおしゃれに感じますね。

「プラスティック・ラヴ」一曲で“シティポップ”というジャンルの魅力を引き出していますよね。

大人の恋愛に漂う倦怠感や一線を引いた距離感は、若い頃には理解できなかった感情かもしれませんね。

しかし年齢を重ねるごとに、この曲に描かれた“愛の形”がリアルに感じられるようになってくるのです!

若い世代ではこの歌で「竹内まりや」を知ったという人も多いと思います。

大人世代が古くからのファンでいることと、若い世代が新しいものとして捉えているところが不思議に感じてしまいます。

そういったところが、「竹内まりや」の魅力ですよね!

ライブでは、この歌は必ず歌う超テッパンソングです!

イントロが流れるだけで、会場の空気が一変するほど盛り上がります!

竹内まりやヒット曲!『人生の扉』 ~年齢を重ねることの美しさを歌う~

「人生の扉」は2007年5月に発表された『Denim』(チャート順位1位)に収録された楽曲です。

この曲は、20代や30代という若さを懐かしみながらも、40代・50代・60代といった人生のステージを肯定的に見つめているのが特徴です。

歌詞は、まさに大人世代にこそ響くメッセージです。

年齢を重ねることに不安や寂しさを感じることもある中で、「それでも人生には美しい瞬間がある」とそっと背中を押してくれるような温かさに満ちています。

竹内まりやさん自身が50代を迎えた頃にリリースしたこの曲は、長年音楽とともに歩んできた、まりやさんだからこそ歌える人生賛歌です。

個人的な感想としては、初めてこの曲を聴いた時、私もこんな人生を送りたいと思い、一日一日を大切に悔いのない一生にしようと感じました。

ライブでも必ず歌ってくれる一曲で、ライブ会場でも涙を流しながら聴いている方が大勢いますね。

生の声を聴くのとCDで聴くのとでは、迫力が桁違いなので、より感動してしまうんでしょうね。

まとめ:竹内まりやの音楽が大人に響く理由

竹内まりやさんの楽曲には、若さゆえの激しさではなく、年齢を重ねてこそわかる“静かな感情”や“深い思い”が込められています。

それは決して派手ではないけれど、長く心に残り続ける力があります。

人生の節目に、何気ない日常の中に、まりやさんの曲がふと寄り添ってくれる。

人生経験を重ねることによって得る感情がまりやさんの歌とシンクロしてしまう。

そんな存在感が、竹内まりやさんの魅力の核心といえるのではないでしょうか。

竹内まりやさんを今まで聴いてこなかった人は是非聴いてほしいと思います。

また、機会があればライブの生の声、演奏を体験してほしいと思います。

竹内まりやさんの音楽は、人生の様々な場面で私たちに寄り添ってくれる特別な存在です。

まずは一曲から、あなたの心に響く音楽との出会いを見つけてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございます。

see you!

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