久保田利伸の40周年記念ツアー『Big up!』がまもなく幕を開けます。
メインボーカルの輝きに隠れがちですが、彼のステージを「聴く」から「体感する」までに昇華させるのが、ここに登場する“最強のバンドメンバー”。
スポットライトの向こうには、久保田本人だけでなく、ずっと支えてきたバンドメンバーの姿があります。
この記事では、誰もが知る名曲も、あのグルーヴも、彼らの存在なしには成立しません。
「久保田利伸のグルーヴは、この“職人たち”の手の中で生まれる」そんな「裏方の主役」たちにスポットを当てます。
初心者のあなたにもわかりやすく、彼らの名前と想像以上のスゴさを届けます!
久保田利伸40周年記念ライブツアー『Big up!』を支える豪華メンバーとは?
2025年にスタートする「TOSHINOBU KUBOTA 40th Anniversary Tour “Big up!”」は、久保田利伸の集大成ともいえる特別なツアー。
全国の主要ホールを巡る大規模プロジェクトで、音楽ファンの期待も最高潮に達しています。
また、2026年3月からは、「TOSHINOBU KUBOTA 40th Anniversary Arena Tour2026 Big up!”Supreme”」4か所6公演(静岡・愛知・東京・大阪)も引き続き控えています。
今回のバンドは、国内外から厳選された“音のプロフェッショナル”が集結。
ドラマーに世界的プレイヤーのChris Coleman、ギターにファンクを知り尽くしたオオニシユウスケ、ベースは安定感抜群の森多聞、キーボードには表現力豊かなGakushiと森大輔という豪華布陣です。
さらにDJ DAISHIZEN、実力派のバックコーラス陣、そしてダンサーたちがステージを視覚的にも演出します。
この顔ぶれを見るだけでも、どれほどの熱量とクオリティがライブに詰め込まれるかが伝わってきませんか?
今回のバンドメンバー(公式発表)
• DRUMS:Chris Coleman
• GUITAR:オオニシユウスケ
• BASS:森多聞
• KEYBOARDS:Gakushi
• KEYBOARDS:森大輔
• DJ:DJ DAISHIZEN
• BACKGROUND VOCALS:TY STEPHENS
• BACKGROUND VOCALS:YURI
• BACKGROUND VOCALS:J’Nique Nicole
• DANCERS:RICKY MAGMA
• DANCERS:Angelo
• DANCERS:yuu
• DANCERS:KAREN
久保田利伸を支える世界レベルのリズム隊が生む圧巻のグルーヴ
ライブの土台となるのは、やはりドラムとベースそしてギター。
Chris Colemanはゴスペル、ジャズ、R&B、ポップスなど多彩なジャンルで活躍する超一流ドラマーです。
繊細なタッチと豪快なビートを自在に操り、ステージに立つだけで空気が一変します。
初めて聴く人でも「このドラム、すごい!」とすぐにわかる圧倒的な存在感。
YouTubeでもご覧いただけますが、Chris Colemanのソロライブでは、観客すべてを引き込んでいくステージテクニックも素晴らしく、とてもパワーのあるパフォーマーだと思います。
特に久保田利伸の初期の楽曲(「流星のサドル」、「You were mine」など)ではドラムのビートが力強いものが多いので、ライブに参戦の人は注目してみてください。
とても迫力のあるプレイが聴けると思いますよ。
森多聞さんのベースは、そんなドラミングに寄り添いながら深いうねりを生み出し、聴く者の胸に響く低音を紡ぎます。
そしてギターはオオニシユウスケ、ファンクからロックまで自在に弾きこなすギタリスト。
久保田サウンドの「切れ味」と「しなやかさ」を同時に体現する存在です。
ソロやカッティングが始まった瞬間、客席が自然と揺れ出すのも彼のギターならでは。
久保田サウンド特有の“心地よく踊れるファンク感”は、まさにこの三人が作り出すグルーヴのおかげ。
初心者でも、曲のイントロやブレイクで彼らの音に注目するだけで、ライブの楽しさが一段と増すでしょう。
久保田利伸ライブに彩りを添える鍵盤とDJの魔法
久保田利伸のライブに厚みと色彩を与えるのが、キーボードとDJの存在です。
Gakushi は特殊なキーボードプレイヤー!
Gakushi は久保田利伸のライブにおけるキーボード奏者の一人であり、ここ数年のツアーでたびたび名前が出ています。
公式発表にも“KEYBOARDS: Gakushi”とあり、サウンドの層を厚くする重要な役割を担っています。
Gakushiのキーボードはコード進行やハーモニーを支えるだけでなく、楽曲の表情を変えるフェーズでのフレーズやアクセントにセンスが光ります。
Gakushiはキーボードだけでなく、トークボックスを駆使して“歌うような”サウンドを作り出すアーティスト。
トークボックスとは、ギターやキーボードなどの音を“ホース”を通して口に送り込み、その口の形・舌・唇の動きで音を加工する装置です。
マイクでその加工後の音を拾うことで、「人の声のように聞こえる楽器の音」が出せます。
「歌っているようで、楽器の音がしゃべっている」ように聞こえる部分がトークボックス。
普通のボーカルとは違う、機械的でファンキーな響きが特徴です。
曲の中で突然現れるロボットボイスのようなフレーズが、Gakushiならではのプレイです。
森大輔は多才なキーボードプレイヤー!
森大輔さんはシンガーソングライターでもあり、演奏に安定感と美しいハーモニーを加えるサポート役。
同じくキーボード担当で、Gakushi と共にステージのサウンドを補強します。
表現の幅を持たせることで、音に“色”や“奥行き”が加わるのが特徴です。
過去のライブでもキーボード複数名体制を取ることで、ピアノ音色、シンセパッド、エレクトリックピアノなどの切り替えをスムーズに行い、サウンドに立体感を与えてきました。
公式で今回も“KEYBOARDS: 森大輔”と確認されています。
派手さよりもセンスと安心感で聴き手を包み込みます。
久保田利伸さんの楽曲は森大輔さんがアレンジに携わっているので、キーボードがベースの強い楽曲が多い感じがありますね。
ちなみに久保田利伸さんと森大輔さんのお二人は同じFunky Jam所属ですね。
DJ DAISHIZENはライブ空間を演出する魔術師!
DJ DAISHIZENはステージ全体の流れをつくる仕掛け人。
“DJ”という名目ですが、単なるBGMではなくライブの構成を整える演出といってもいい存在です。
曲間でのSEやスクラッチ、音と音を繋ぐ導入部などで観客の集中を切らさずにシームレスな流れを保つことに貢献します。
久保田ライブでは、DJ大自然(DAISHIZEN の表記)として過去ツアーにも名を連ねており、ライブ空間の“間”や“緊張と解放”を演出する重要な役割を果たしています。
この3人が織りなす音の層を意識して聴くだけで、久保田ライブの世界観がより鮮明に感じられるはずです。
ドラムやベースと違いキーボードやDJは音の整え方のアレンジをしやすいと言えます。
ライブで生の音を聴くとCDとは違うアレンジやソロを聴けるので、スタジオ録音との聴き比べもしてみてはいかがでしょうか?
久保田利伸ライブを歌と踊りでステージを彩るバックコーラス&ダンサー
バックコーラス陣はライブにおける“歌の厚みとハーモニー”を引き立てる重要なピースです。
久保田利伸のライブを支えるバックコーラスの役割とは?
公式にTY STEPHENS、YURI、J’Nique Nicole として発表されており、彼女たちが加わることでサビやコーラス部分での迫力が増し、メインボーカルの久保田利伸の声を包み込むような演出になります。
歌の重なりやハモリがライブのエモーションを高めることは間違いありません。
私のライブ参加経験ですが、バックコーラスは超重要と思います。
バックコーラスがあることにより、ボーカルに奥行きを感じることができます。
CDでの音が平面だとしたら、バックコーラスが良いと立方体という感じでしょうか。
特にR&B、ソウル、ブラックミュージックではボーカルやコーラスのテクニックは重要な役割だと思います。
久保田利伸のライブを支えるダンサーの役割とは?
ダンサー陣も公式に明記されており、視覚的要素としてステージに動きと表情を与えます。
曲が始まるイントロや盛り上がるサビ、間奏などでのパフォーマンスが、観客を“見る喜び”でも満たしてくれる存在。
ライブ空間では歌と演奏だけでなく、踊りが相乗効果を生み視覚と音楽が一体となる瞬間があります。
公式発表でRICKY MAGMA、Angelo、yuu、KARENの4名がダンサーとして参加していることが確認されています。
この4人のダンサーは久保田利伸のライブに度々参加しているので、ライブで久保田利伸を煽ったりするのか注目したいですね。(笑)
久保田利伸ライブを何倍も楽しむための注目ポイント
初めて久保田利伸のライブに参加する人は、まず“この人の音”に耳を傾けることから始めてみてください。
例えばChris Colemanのドラムが鳴り出す瞬間、森多聞のベースがうねり出す瞬間、オオニシユウスケのギターカッティングが始まる瞬間……その一つ一つが曲の表情を劇的に変えています。
コーラスとの掛け合いや、DJが繋ぐ曲間の流れ、ダンサーが観客を巻き込む振り付けなど、知っていると“来るぞ”というワクワク感が増し、体が自然に動いてしまうはず。
ステージで起きている“音の魔法”に気づくだけで、ライブは何倍も感動的になります。
まとめ:久保田利伸のライブは最高のエンターテイメント!
久保田利伸のライブは、ボーカルだけのショーではなく、最強のバンドメンバーとスタッフが一丸となって作り上げる最高のエンターテイメントです。
世界的プレイヤーの演奏、厚みを支えるキーボード、雰囲気を演出するDJ、ステージを彩るコーラスやダンサーたち。
ひとりひとりの力が合わさってこそ、あの圧倒的なグルーヴが生まれています。
この記事をきっかけに“裏の主役”たちにも目を向けてみると、あなたのライブ体験がさらに深く、熱くなるはずです。
久保田利伸 40周年ツアー開催へ!ファン待望のセトリ予想曲と見どころを徹底解説! – 音楽関連サイト
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