一十三十一って誰?シティポップの現在を彩る歌姫のプロフィール&おすすめ曲

シティポップという言葉を最近よく耳にするけれど、今どきのアーティストにはなかなか手が伸びない。

そんな大人世代のあなたにこそ聴いてほしいのが、一十三十一(ヒトミトイ)です。

懐かしさを感じさせる80年代風のサウンドに、現代的な感性を絶妙にミックスされた彼女の音楽は、まるで“今の時代に蘇った都会のラブソング”。

夜のドライブや一人時間のお供にぴったりなその世界観は、大人の耳にもすっと馴染みます。

本記事では、一十三十一のプロフィールや音楽スタイル、初めて聴く方にもおすすめの曲をわかりやすくご紹介。

シティポップの今を知る、最初の一歩としてお楽しみください。

一十三十一とは?昭和感と未来感を共存させる『現代の歌姫』

まずは読み方ですよね。「一十三十一」は『ヒトミトイ』と読みます。

一十三十一(ヒトミトイ)という名前にピンと来なくても、彼女の音楽を耳にすれば、そのサウンドに心を奪われる人は多いはずです。

彼女は2002年にデビューしたシンガーソングライターです。

「媚薬系」とも呼ばれていることでもわかるように、一度聴いたら一十三十一(ヒトミトイ)の世界へ引きずり込まれてしまいます。

近年では「シティポップ再評価」の流れの中で、国内外のリスナーから改めて注目を集めています。

1978年生まれの一十三十一(ヒトミトイ)さんは北海道・札幌市出身の46歳。

一十三十一(ヒトミトイ)さんの画像を見た時、『えっ!』って思いました。

46歳には思えない綺麗な方です!

最近は年齢と見た目が合わなさ過ぎて困りますね。(笑)

本名は天野一十三(あまのひとみ)さん。旧姓であり旧芸名は下村一十三さんで活動していたようです。

「一十三十一」の前三文字は本名なんですね!

それにしても「ひとみ」で「一十三」という漢字はめずらしいですよね。

私は大阪出身なので、「一十三十一」を左から読んでも右から読んでも「じゅうそう(前後の一はカギカッコのようなものだと。)」かと思っていました。(笑)

2002年に『煙色の恋人達』でメジャーデビューし、当初からその音楽性には80年代のAORやニューミュージック、ディスコ、フュージョンの要素を強く感じます。

また、一十三十一(ヒトミトイ)さんの実力は、リリースするたびにサウンドが洗練され、ノスタルジーの中にどこか現代的、未来的な雰囲気を感じます。

都会の街並みをイメージすることができる洗練された歌声で、まさに「現代版シティポップ」の象徴といえる存在になっていったのです。

一十三十一の音楽スタイルは?シティポップを超えた『ナイトタイム・ミュージック』

一十三十一さんの音楽は一言でいうと「夜を彩るサウンド」。

彼女自身、音楽性を「ナイトタイム・ミュージック」と称しており、夜のドライブや深夜のカフェ、夜景の見えるバーなどにぴったりのムードを持っています。

そのサウンドの特徴を挙げると、以下のようになります。
• アーバンで滑らかなシンセサウンド
• ソウル、R&B、AORなどのブラック・コンテンポラリーの要素
• メロウでスロウなテンポの中に潜むセクシーさと哀愁
• 映画のワンシーンのようなリリックとアレンジ

こうした音楽性は、tofubeatsやDorian、Kashif、LUVRAWなど、現代のビートメイカー/プロデューサーたちとのコラボによってさらに洗練され、彼女の唯一無二の世界観を確立する要因にもなっています。

海外からの評価も高く、特に2010年代後半からはSpotifyやYouTubeを通じて世界中に昭和のシティポップが評価され、令和の時代にも幅広い層から受け入れられていますね。

昭和時代に青春を過ごしてきた世代にとっては、言葉では説明できないフィット感というかシックリくるサウンドだと思います!

初心者はこれを聴け!一十三十一のおすすめ曲5選

一十三十一さんの楽曲は膨大で、どこから聴けばよいか迷うかもしれません。そこで、初めて聴く方におすすめの5曲を厳選してご紹介します。

1. 「煙色の恋人達」
一十三十一さんのルーツとなるデビュー曲です。
とても軽快感のある楽曲ですね。
打楽器のリズムが大人の雰囲気を感じさせますね。

2. 「悲しいくらいダイヤモンド」
2020年のアルバム「Talio」に収録の1曲。
海辺の潮風が心地いい風景をイメージしてしまう気持ちいいサウンドです。
ギターのカッティングプレイやサックスの音色がまさにシティポップですね。

3. 「Moonlight」
2017年のアルバム「ECSTASY」の1曲です。
エレクトリックなサウンドを取り入れた、一味違った魅力のある楽曲です。
都会の楽しい夜を思わせるようなワクワク感を感じる曲です。
古いですが、「俺たちひょうきん族」という番組を思い出してしまいます。(笑)

4. 「Like A First Kiss feat. Wild Nothing」
2025年3月リリースの最新アルバム「Telepa Telepa」からの1曲です。
都会の夜に似合う、ギターのカラッとした音色がいいですね。
1人お部屋で聞き流すだけでも雰囲気がよくカッコイイです。

5. 「Stardust Tonight」
2013年のアルバム「Surfbank Social Club」からの1曲。
夏にピッタリな軽快なナンバーだと思います。
潮風を受けながらドライブミュージックにgoodなサウンドです。
ぜひプレイリストに入れてほしい1曲です。

なぜ今、一十三十一が再評価されているのか?

シティポップのリバイバルブームは、山下達郎さんや竹内まりやさん、大貫妙子さんといったレジェンドたちに再び脚光を浴びせました。

しかし、それだけでは終わらず、令和時代の新しい「ネオシティポップ」の担い手たちにも注目が集まっています。

その筆頭に位置づけられているのが、一十三十一さんではないでしょうか。

SpotifyのプレイリストやTikTokなどでの拡散によって、若い世代のリスナーが一十三十一さんの音楽を発見するようになりました。

また、韓国や台湾などアジア圏でもファンが拡大しており、インディーポップやローファイ、R&Bなどのジャンルにも影響されています。

彼女の音楽が再評価される理由は、時代に左右されない普遍的な「感性」を感じるからではないでしょうか。

シティポップのエッセンスを吸収しつつ、それを自分のものとして表現しているアーティストとして、これからもますます注目ですよね。。

まとめ:一十三十一は“夜を歌う『現代の歌姫』”

一十三十一さんの音楽は、どこか懐かしく、それでいて新しい。

まさに「現代の歌姫」ではないでしょうか。

80年代の香りをまといながら、2020年代の感性で磨かれた彼女の楽曲は、シティポップだけに収まりません。

R&B、ソウル、エレクトロニカ、ジャズ──さまざまなジャンルを融合し、都会的なムードを歌にするそのスタイルは、今後の音楽シーンでも最も注目されるものの一つではないでしょうか。

「最近の音楽はよく分からないけど、いい音楽が聴きたい。」

そんな人にも、一十三十一さんの音楽はきっと刺さるはずです。

夜の時間を少しだけ豊かにしてくれるサウンドを、ぜひあなたも体感してみてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございます。

see you!

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