竹内まりやの歴代曲おすすめ!初めて聴くならこの5曲!

「竹内まりやって名前はよく聞くけど、何から聴けばいいかわからない…」そんな方へ。

45年以上にわたり、日本の音楽シーンを支えてきたシンガーソングライター・竹内まりやさん。

その魅力は、シティポップからバラード、歌謡曲的な味わいまで、ジャンルを超えた“心に寄り添う歌”にあります。

本記事では、そんな竹内まりやさんの曲を初めて聴く方に向けて、まず押さえておきたい定番の名曲5選をご紹介します。

大人世代にとっては懐かしさと共感を、新しい世代には新鮮さをもって響く、時代を超えた楽曲たち。

選曲の背景や聴きどころもやさしく解説していきますので、「とりあえず5曲から始めてみたい」という方にもぴったりです。

竹内まりや歴代曲「プラスティック・ラヴ」~世界が注目したシティポップの代名詞~

まずご紹介したいのは、近年YouTubeで大きな話題となり、世界中の音楽ファンに再評価された名曲「プラスティック・ラヴ」。

この曲は1984年4月25日リリースのアルバム『VARIETY』(アルバムチャート1位)に収録された一曲で、リリース当時はシングルカットされなかったものの、2010年代後半に突如ネット上で火がつきました。

韓国のDJ、音楽プロデューサーのNight Tempoさんが昭和POPをダンスナンバーにアレンジしたことにより、若い世代にも竹内まりやさんを知るきっかけになりました。

80年代特有のリズミカルなベースライン、そして、まりやさんのクールなボーカルが見事に融合し、シティポップの代表曲として語り継がれています。

夜の街をドライブしながら聴きたくなるような、都会的で洗練された一曲、強い女性の生き様を感じます。

「竹内まりや=シティポップ」というイメージを持つ人にとっては、まさに入り口にふさわしい楽曲です。

竹内まりや歴代曲「元気を出して」~やさしさに包まれるセルフカバー~

「元気を出して」はもともと、俳優・歌手の薬師丸ひろ子さんに提供された楽曲です。

1984年2月14日にリリースですが、後に竹内まりやさん自身がセルフカバーしたことで、彼女の代表曲のひとつとなりました。

セルフカバーとしては1988年11月28日にリリースのアルバム『REQUEST』(アルバムチャート1位)に収録された一曲です。

前向きになれないとき、誰かのひとことで救われたことがある人にとって、この曲はきっと心に響きます。

歌詞を見ていただくと分かるように、誰かに寄り添うような優しさがあふれており、「歌詞が刺さる」というファンも多い名曲です。

やさしく包み込むようなボーカルと、シンプルながら温かいアレンジは、まさに“心の栄養”ともいえる楽曲。竹内まりやの持つ包容力を感じたいなら、まず聴いてほしい一曲です。

竹内まりや歴代曲「家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」~日常生活の温もりを歌う~

1992年11月2日リリースのアルバム『Quiet Life』(アルバムチャート1位)に収録された一曲です。

曲の出だしのギターフレーズが印象的な曲です。

この曲に関しては、私がライブ参加した記事『竹内まりやライブ「souvenir 2025」の感想!初参戦で涙!生の『家に帰ろう』に鳥肌!』もご覧くださいね。

この曲は穏やかで温かなメロディと歌詞が魅力です。

テーマとしては結婚生活が長いと感じる夫婦間の距離感。

個人的にはとても心に沁みる1曲になっています。

私はこの歌を聴いていると、リアルに心の内を締め付けられました。

タイトルどおり、「家に帰ろう」という一言には、家族や日常への想い、そして癒しの感情がこめられています。

竹内まりやの温かさのある声で、”家族が待っている家があるよ”というメッセージが自分を包んでくれる感じです。

*ちなみに、前回の入門記事では代表的曲として『駅』をご紹介しましたが、今回はあえてその流れとは異なる“あたたかさ”を持つ名曲を選びました。より生活に寄り添う一曲としておすすめです。

竹内まりや歴代曲「Forever Friends」~友情をテーマにした、意外と人気な名曲~

こちらも1992年11月2日リリースのアルバム『Quiet Life』(アルバムチャート1位)に収録された一曲です。

リリース当時はシングルとしての展開はなかったものの、リスナーの間でじわじわと評価が高まった楽曲です。

明るく前向きなメロディに乗せて綴られる、友情への感謝や、離れていても続く絆の強さ。

人生の節目や別れのシーンに聴くと、より深く響く一曲です。

青春時代を思い出す人もいれば、大人になって再会した友人との時間を思い浮かべる人もいるでしょう。

年齢や世代を問わず共感できる、普遍的なメッセージが詰まっています。

*この曲の選出も、前回ご紹介した『シングル・アゲイン』など恋愛を描いた作品とは異なる側面の魅力を伝えたくてピックアップしました。

竹内まりや歴代曲「不思議なピーチパイ」~爽やかでキャッチーな初期代表作~

1980年3月5日リリースのアルバム『LOVE SONGS』(アルバムチャート1位)に収録された一曲です。

竹内まりやさんのデビュー時代の楽曲も、入門としてはとてもおすすめです。

中でも「不思議なピーチパイ」は、1980年のヒットシングルとして知られており、ポップで明るく、思わず口ずさみたくなるメロディが特徴。

「アイドル的な華やかさ」とまだ若かりし竹内まりやさんのフレッシュな歌声が聴けるという点でも、ファンにはたまらない一曲。

初期の魅力を知るうえで欠かせません。

2025年3月に70歳となった竹内まりやさんは今年のライブでもこの歌を披露していました。

当時20代の歌を70歳になった今でも全く違和感がなく歌っている姿が、とても可愛く思えました。

「不思議なピーチパイ」は、ライブでも超盛り上がる1曲です。

まとめ|この5曲から、あなたの“竹内まりや”が始まる

今回は、竹内まりや初心者に向けて「まず聴いてほしい5曲」をご紹介しました。

年代もジャンルも少しずつ異なるこれらの曲を聴くことで、竹内まりやというアーティストの多面性や深さを自然と感じられるはずです。

彼女の音楽は、いつ聴いても古びず、むしろ年齢を重ねるごとに響いてくる…そんな“人生に寄り添う音楽”です。

ぜひ、あなたにとっての「お気に入りの一曲」を見つけてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございます。

see you!

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